お知らせ

2024.01.12コラム

少し遅くなりましたが、皆様 新年あけましておめでとうございます。

どうぞ本年も宜しくお願いいたします。

新年最初のコラムになりますので、張り切って行きたいと思います。

私のコラムの回は葬儀の歴史について深掘りして参りますのでお付き合いして頂けますと幸いです。

 

まず 葬儀の起源として、フランスの歴史学者 フィリップ・アリエスは、4万年以上前に ネアンデルタール人が死者達を葬った共同墓地がある事を紹介し、また 北イラクの   シャニダール遺跡で発見されたネアンデルタール人の墓地の人骨の周囲から花粉が発見 された事を伝えています。これは死者を埋葬する際に花を供えていたと推察されます。

このことから死者は何かしらの弔いの行為を伴って埋葬されていたと考えられます。

有史以来、人間は人が死ぬと葬儀を行なってきたということではないでしょうか。

 

では、日本古代の葬送儀礼はどうなっていたでしょうか?

「古事記」には、天若日子(あめのわかひこ)の葬儀の様子が以下の様に描かれています。

小屋を作り遺体を安置し、旗を持つ役・小屋を掃除する箒(ほうき)をもつ役・死者に食事を供える役・死者の膳に供える米をつく役・悲嘆を表現して泣く役を決め、死者の霊を慰める為に歌ったり踊ったりした。との事です。

これによって、人が死んでも すぐに埋葬したりせず、長い期間 死者の鎮魂をしていたことがわかります。これは「殯(もがり)」と言われ、そこでは死者に食事を供し、死を嘆き悲しみ、歌い踊って死者の霊を慰める儀礼が行われていました。

また、「常陸風土記」では 黒坂命(くろさかのみこと)の葬儀についての記述があり、葬列が行われた記録があるようです。

今現在でも葬列が行われている地方があるのかもしれませんが、葬列の歴史は古代にまで遡るができそうです。ちなみに、この葬列は日本だけではなく世界各地の葬儀で今でも見ることができるそうです。

 

今回は ここまでとさせて頂きます。

次回の私の回も引き続き葬儀の歴史をご案内して参ります、お付き合い頂きまして   ありがとうございました。

 

かずやコスメディア 山路


2023.12.27コラム

こんにちは かずやコスメディアの川橋です。

年の瀬も押し迫ってまいりましたが、皆様には大掃除や仕事納め、新年を迎える準備等で忙しくされているのではないでしょうか。

私は今年(2023年)還暦を迎えました。還暦とは「元の暦に還る」と言う意味で「十二支」の「干支」が一巡してちょうど生まれた年の干支に還るため生まれ直して第二の人生の始まりの年とも言われます。「干支」を二巡すると120才で「大還暦」と呼ばれます。

私は元気で「大還暦」を迎えてみたいものです。(笑)

還暦祝いの贈り物は、生まれ直して第二の人生と言う事ですので「赤いちゃんちゃんこ」を着る習わしがありますが、私は赤いパジャマを頂きました。家ではパジャマで過ごす事がほとんどなのでとても重宝しています。

私の子供の頃を振り返ってみますと幼少期は両親と妹の4人家族と祖父母と父の弟が同居していました。12月13日過ぎの土日を利用して土曜日は一家総出の大掃除が始まります。子供ながら窓拭き等の手伝い、飽きてくると遊びはじめて掃除の邪魔だと怒られるのが常でした。翌日の日曜日は早朝暗い時からの餅つきの音で目覚めます。臼と杵でつく餅はとてもおいしく朝ごはん代わりに食べました。雑煮や大根おろし餅、納豆餅、あんこ餅等その後は母たちとつきたての餅を丸めて正月用のお供え作りを手伝います。その日の午後からは歳の市に出かけ、お正月のしめ縄等買い物に出かけるのも楽しみでした。その足で地元の神社へ1年のお礼を兼ねてお参りをして帰り1日が終わります。

今はどこの家庭も臼や杵で餅をつくことも少ないでしょう。ホームベーカリーでも餅が作れおいしいですが、やっぱり一家総出で作る餅の特別な味わいが忘れられません。

最近街で見かける正月飾りの屋台も時代の流れでしょうか年々さみしく見えてきます。お正月の準備が終わると大晦日を待つばかりです。早めにお風呂に入って家族皆で年越しそばを食べて紅白歌合戦を見て、ゆく年くる年の除夜の鐘を聞いて午前零時になって「明けましておめでとう」とあいさつをした後「子供はもう寝なさい」の言葉を聞いて寝ていました。

元旦は初日の出を拝んで(我が家は天候が悪くても東の方に拝んでました)神棚にお参りして子供ながらにお屠蘇を少しだけ口にしてお雑煮をいただきます。その後は祖父母達に挨拶をしてお年玉をもらうのが楽しみなお正月でした。

こうして振り返ってみると私の子供の頃と現在ではかなり様変わりしましたので、しみじみと昔を懐かしんでしまいました。

それにしても近頃はお年玉も電子マネー等になりお年玉の習慣は消滅しそうにないので今年は孫達のお年玉を○○Payで送ります。

それでは本年も大変お世話になりました。2024年もどうぞよろしくお願いいたします


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