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2022.02.16コラム

かずやコスメディアの竹森と申します。今回は「お仏壇」についてコラムを書かせていただきます。

お仏壇がご自宅にある方は中をご覧いただきますと、最上段に仏像や掛絵などのご本尊様を安置する壇が作られているかと思います。この壇は須弥壇(しゅみだん)と言い、仏教における聖なる山である須弥山(しゅみせん)をかたどったものです。ご本尊様がお仏壇の中心であり、最上位にあるものです。本来、お仏壇とはご本尊様を祀る「家の中にある小さなお寺」であり、寺院に足を運ばなくても信仰するご宗派のご本尊様にいつでも手を合わせることができるものとされています。近年ではその意味合いは少し変化し、ご本尊様を祀るというよりはご先祖様に感謝を伝える場所と捉えている方が多くなっています。

 

お仏壇は大きく分けて、伝統的な形式で造られる金仏壇と唐木仏壇、現代的な洋間に合うような造りの家具調仏壇の3種類があり、それぞれに特徴があります。

 

 

■ 金仏壇

 全体に黒の漆塗りが施され、内部に金箔が張ってあります。荘厳な姿は浄土の世界を表現していると言われています。真宗系の宗派で使われることが多いです。

■ 唐木仏壇

 黒檀や紫檀などの銘木の美しい木目を生かしているのが特徴で、金仏壇に比べるとシンプルな形ですが、落ち着いた重厚なお仏壇です。

 真宗以外の宗派で使われることが多いです。

 

■ 家具調仏壇

 おしゃれで、すっきりとしたデザインが特徴です。リビングルームなどの洋式のお部屋と調和するような造りになっています。棚の上などにも安置できるコンパクトなものもあります。宗派関係なく使うことができますが、事前にお寺様に確認されることをお勧めします。

 

※お仏壇は素材や工法などの違いによりお値段が大きく変わってきます。

※お仏壇、お仏具、お飾りなどはご宗派やお寺様によって異なります。

 

お仏壇の意味・役割は時代とともに変化してきており、「次の世代へ引き継ぐ」という考え方も生活様式の変化や核家族化などにより変わってきています。必ずしもお仏壇がなくてはいけないというわけではありません。ご自身の考えと今回ご紹介させていただいた内容とを合わせられて、お仏壇が必要か否かを考えてみられてはいかがでしょうか。ご心配なことがある方やお仏壇の購入を検討されている方はお気軽にご相談ください。

 

かずやコスメディア  竹森


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