板魚廻し(いたうおまわし)

私の住んでいる地区に神社があります。その神社(上の宮)ともう一つ別の地区にある神社(下の宮)は6つの地区でお世話しており、6年に一度お世話係が回ってきます。今年がその年なのですが、その神社の神事で、ユニークな神事があります。「板魚廻し」という神事で、毎年10月15日に行われます。その年の10歳前後の男児2名が裃(かみしも)の姿でカレイと出刃包丁(木製)をのせた俎板を担いで上の宮の拝殿を12周回り、豊作や氏子の平安を祈るというものです。カレイは「嘉例」の意味があるとされ、上の宮と下の宮の祭神や氏子との交流も兼ねて、明治初期に始まったとのことです。

 この神事に、私の息子(二男:小学6年生)が参加することとなりました。長男は今大学生なのですが、長男が10歳くらいの時はその役目が回ってくることはなく、私自身も子供のころはやったことがありませんでした。また、神事に参加するのは各地区の区長と各地区の氏子総代だけなので、私自身見るのも初めてとなります。息子がこの大役をしっかりと果たせるように、親としてしっかりとサポートしておきたいと思います。また、これらの神事も、いつか私たちの年代が引き継いでいくこととなるため、せっかくの機会なので神事に参加する男児の親としてですが、しっかりと目に焼き付けたいと思います。

 皆さんのお住まいの地域でも、もしこのような神事があり、参加できる機会がありましたら、せっかくなので参加されてみると、新たな発見があるかもしれません。

かずやコスメディア 東利廣

FacebookXLine