2024.10.2 | コラム |
かずやコスメディアの竹下です。
私が子供のころ竹下家のお墓は、万田山に建立されていたので、お彼岸やお盆前になると、朝早くから家族で草刈り・掃除道具・お花・水・ローソク線香を持って、父を先頭にお墓がある場所まで登って、掃除をしてお参りして午前中には家に帰っていたことを懐かしく思い出しました。
一般的に、お墓参りは午前中の方が良いと言われています。これは【個人的な用事よりも仏様に関することを優先するべきである】という考え方によるものです。
とはいえ、
お墓参りは午後に行っても問題はないですかと聞かれた場合、私は問題ないですよと、お応えします。午前中が理想的ですが都合が付かない場合は午後からでもお参りに行き、お線香をあげることが大切なことです。
仏教では「死者は香りを食べる」と考えられており、これを「香食 (こうじき)」といいます。
私が、大変お世話になっている寺院の境内に、「お墓参りの心得」の標が立てられています。
お墓参りは、ご先祖様へ日頃の感謝の気持ちを伝え、ご先祖様と私たちが通じ合うための大切なものです。貴方の都合に合わせて午後に行っても問題はありません。ご先祖様に逢いに行く気持ちで足を運んでください。
合掌