仏式のご宗旨のお客様のお葬儀後に度々お話が上がる、お仏壇。

ご自宅に仏壇がない場合、お葬儀後に仏壇購入を検討される方は一定数いらっしゃいます。現在全国で人口と世帯は減少傾向にあり、核家族化する社会に合わせて、仏壇の形状やデザインも多様化してきています。

 

どんな仏壇が最近はよくご利用されているのでしょうか？

今日はそういった疑問にお答えするコラムです。

ご自宅に仏壇がない場合に購入を検討されるお客様が大半ですが、ご宗旨やお客様の家庭状況によって選ばれる仏壇も異なってきています。

 

【よく購入のご検討に上がる事例】

①ご自宅を継承したお子様が仏壇を設置し、供養していかれる場合

②子の年長者（長男様等）の自宅で使う為に、住環境に合った仏壇を準備する場合

③配偶者宅にお住まいで、配偶者宅の仏壇と別に場所を設けて供養される場合

 

①の場合、仏間がご自宅にある場合は従来のスタンダードな仏壇を選ばれる事が多いです。

【金仏壇】

浄土真宗系の宗派では昔から多い定番型の仏壇です。サイズも幅広くあり、仏間のサイズに合わせての購入が多いです。シンプルで安価なものから、大きいものは車が買えるような額のものまで幅広くあります。

 

【紫檀（したん）・黒檀（こくたん）など唐木系の仏壇】

東南アジアなど熱帯産の堅く重い樹種由来の高級仏壇です。

金仏壇と同じで仏間に置きますが黒檀は黒っぽいシックな色合いが特徴で紫檀は赤みがかった深みのある色合いが特徴的です。仏式では様々な宗派で利用されます。色味は好きだけど、重いもの、高級なものを避けたい場合はもう少し安価なもので色味のみ唐木系の仏壇で探される場合もあります。

 

＜黒檀の仏壇↓＞

 

＜紫檀の仏壇↓＞

上記の３種類が従来よくご利用の多かった仏壇でした。

 

 

【現代仏壇】

世の中の移り変わりと共に最近人気が高まっているのが「現代仏壇」です。

高さは様々な物がありますが、洋風化する日本家屋においては仏間のないお宅、和室のないお宅も増えており、そういったご自宅でご利用が多いのがこちらです。

 

金仏壇や唐木系の仏壇に比べ、サイズはスリムな物が多く、デザインは多種多様です。

仏壇飾りの内容に寛容なお寺様であれば現代仏壇を利用されるご家庭は多く、居間やリビングに置かれる事も珍しくありません。モダンでおしゃれなデザインの商品が多いため、女性の支持が厚い傾向にあります。

設置したいスペースに合わせてサイズや現物を検討されるのがお薦めです。

 

【箱型仏壇】

 

②子の年長者（長男様等）の自宅で使う仏壇　＝　お住まいがマンションの場合

③配偶者宅にお住まいで、配偶者宅の仏壇と別に場所を設けて供養される場合

 

などのご自宅でご利用が多いのが箱型の仏壇です。よくあるのは棚やチェスト、タンスなどの上に設置される事が多く、実家を出て都心のマンション住まいのお宅などでは箱型仏壇のご利用が圧倒的に多くなっています。

 

こちらになってきますと仏壇、仏具共に小型で安価になる傾向がある為、際限なくシンプルなものも出てきており、商品の質も玉石混交といった様相を呈しています。

ポイントは実物を見てお決めになる事ではないでしょうか。

大切なご家族を弔い、手を合わせて頂く物ですので、失敗のない買い物にしたいものですね。

かずやコスメディアでは九州トップクラスの在庫を持つ仏壇卸業者様と提携し、様々なお仏壇を取り扱っております。上記の仏壇はもちろん仏具も幅広く取り扱っております。

 

ものによってはお値段交渉も店舗型のお仏壇屋さんよりも相談ができるものも？（笑）

場合により頑張らせて頂ける場合もございます。

ご検討の際はお寺様のお考えの確認も必要な場合がございますので、ご不明な点があればいつでもお気軽にご相談ください。仏壇のプロが購入の是非に関わらず真心込めてご対応させて頂きます。

 

かずやコスメディア繁松